旅する映像 659日目 クロアチアのザクレブへ



もうホントぎりぎりのシェンゲン協定ビザの期限に焦り、早々にスロベニアを出国する。ブレッドの街から電車に乗り、隣国クロアチアへ。それこそシェンゲン協定の前はヨーロッパ中であったであろう、電車での国境越え。今回初めて、それを味合うことができてちょっと嬉しかった。バスで入国と出国の国境をそれぞれ抜けるのも楽しいけれど、二つの国の管理官が順番に座席まで来てスタンプを押してくれるのは、なんだか味があっていい。世界の車窓からのテーマ曲がリフレインする。そして列車は、クロアチアの首都ザクレブへ。シェンゲン協定外だが、EUの最新加盟国であるこの国、パッと見はまさにヨーロッパ。驚くほど天井の高いair bnbで借りた部屋に陣取り、ビザに焦らない旅に戻る。

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"Bled → Zagreb"

旅する映像 658日目 ブレッド湖のタイムラプス



軽く遭難しながら、暗闇の山頂を目指した。なんとか日の出前に辿り着きさっそく撮影の準備を始めようとする、が、とても寒い。機材すべてに霜が張り付き、三脚は冷たすぎてむしろ熱い。温度計を見てみるとマイナス10℃。アルプスからの風は本当に冷たくて、沸かしたばかりのコーヒーは5分で凍った。やっぱりハイジは冬大変だったろうなと思いながら、朝日を待った1月のブレッド湖。

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"Lake Bled"

旅する映像 657日目 真冬のブレッド湖



真冬のブレッド湖。連日氷点下が続き、それはそれは寒いのだけれど、景色は本当に綺麗。夏場は観光客で賑わうであろうこの場所も、極寒の今は誰もいなく、ただただ教会が浮いていた。周りを囲むアルプスの山は見事に雪化粧で、ああアルプスに来たんだな、とか、ハイジも冬は寒かったんだろうな、とか、いろいろ感慨深い場所だったように思う。

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"Lake Bled"

旅する映像 656日目 ヴェネチアからリュブリャナ



靴を買うためにやってきたヴェネチアだけれども、ものすごくいい街だった。ただ、僕たちに許されたEU滞在のビザは、本当に残り少なくなり、も少しいたかったこの水の都を、後ろ髪引かれながらも後にする。そして目指すは、この旅最後シェンゲン協定の国、スロベニア。アドリア海沿いに東へ向かって、アルファベット表記だと何て読むのか全くわからない名の首都、Ljubljana(リュブリャナ)。そこから路線バスに乗り換え、雪降るブレッド湖へと向かう。

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"Venezia → Bled, Slovenia"

旅する映像 655日目 ザンバランを求めて



実は、今回の旅でイタリアに来る予定は無かった。ドイツの次は、物価の安い東ヨーロッパへ向かうはずだった。では、なぜベルリンからヨーロッパを縦断してアドリア海までやってきたのか。それは、わたくしの靴を買うためなのだった。イタリアの登山靴メーカー、ザンバラン。アルプスの麓で3代にわたって家族経営で靴を作り続けている、シブイ老舗。会社はシブイけれど、靴は非常に可愛いのだ。ずっと憧れだった革の登山靴が是非とも欲しくて、色々探してたどり着いたナイス靴なのだが、欲しかった靴は日本に輸入されていなかった。住所不定の僕にはネット販売での購入が難しく、各国の登山洋品店で目を光らせ続けたのだが、これまで出会えることはなかった。そしてベルリンの登山品店で見つからなかった時、僕は思った。これは、直営店に行くしかないかもしれない。しかし、直営店はイタリアのド田舎に唯一あるのみ。そこで一番近い観光地であるヴェネチアまで移動し、そこからレンタカーでアルプスの麓までやってきたのだった。結果、工場併設の直営店は品揃え超豊富、値段は世界中のどこよりも安く(日本の半額以下)、やっぱり何でも現地調達が一番なのだと、心底思ったイタリアの夜。

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"Venezia → Zamberan"

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