旅する映像 694日目 エベレストトレッキング 6日目



1月のエベレスト街道はとても静か。トレッキングのベストシーズンは秋で、10月11月のエベレスト街道はロッジの部屋が取れないほどに、混むそうな。でも厳寒期の1月のトレッカーの数はベストシーズンの10分の1以下。閉まってるロッジも結構あって完全にオフシーズンなのだけれど、これが非常によかった。トレッキング中の絶景は独り占めだし、夜は暖炉の火を独り占め、シェルパの相棒と一緒に、静かに山の夜を過ごす。寒さは厳しいけれど、山をゆっくり味わうにはとてもいい時期だと思う、1月のエベレスト街道。

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"Deboche → Pangboche"

旅する映像 693日目 エベレストトレッキング 5日目



映像でなかなかお伝えできないのが、ここ1月のエベレストの寒さ。スタートの街ルクラですら、最低気温は-17℃。もちろんどこの宿にもエアコンは無く、唯一の暖は夕方に点けられる暖炉と、湯たんぽの入った布団の中。つまり、それ以外は常に結構な寒さに晒されている。トレッキング中は体が動いているのでまだましだけれど、戦いは宿に着いてから始まる。ナムチェを超えたあたりから、いよいよトイレが凍りだし、室内でもずっと寒くなってきた。部屋の中でもダウンジャケットとダウンのスリッパを着込むほどで、それでも寒い。だからここデボチェの宿に電気毛布があったことの嬉しさを、なかなか映像では伝えられなくて、ちょっと悔しい。

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"Namche Bazar → Deboche"

旅する映像 692日目 エベレストトレッキング 4日目



今日は、はじめてのエベレスト。そして高度順応日。ここナムチェバザールの街で高所に体を慣らす。とはいえホテルにいても電気(2週間の停電中)もやることもないので、隣村クムジュンへ散歩。これが楽しかった。ナムチェの街を出たら、今までの風景が一変した。目の前にはヒマラヤの大パノラマ。そして雪の山脈の向こう、遠くに小さく、はじめて見えたエベレスト。やっぱり結構感動で、あの山の麓まで行くのかと考えたらちょっとワクワクしてくる。そして風景とともに変わったのが、荷運びの動物たち。今まですれ違うのは水牛とヤクの合いの子ゾッキョだったが、この辺りからヤクになった。このヤクが大変凶暴な奴らで、見た目はモコモコで可愛いのにちょっと近づくとすぐ威嚇してくる。でもなんだかさらにヒマラヤらしくなってきて、テンションはかなり上がってきた。

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"Namche Bazar"

旅する映像 691日目 エベレストトレッキング 3日目



ヒマラヤ山歩き、二日目。今日は、標高3440mのナムチェバザールへと向かう。僕はなぜかこの「ナムチェバザール」という名前の響きがとっても好きで、町に行くのが楽しみだった。山の民シェルパの町、ってのもなんかソソられる。モンジョの村を出発し、凍った吊り橋を渡って100キロ背負う歩荷さんに驚愕しながら、登ること4時間。6187mのコンデ山が目の前に見えたころ、ナムチェバザールの町は突然現れた。これはカッコいい。町は意外なほど大きくて、建物が高低差300mの山壁に半円を描くように、段々に並んでいる。独特な雰囲気がして、ちょっとオシャレな町にも思える。そんな町が山の中で突然現れるという出現の仕方も、ニクい。到着早々、僕らはチベットとの交易で栄えたというこの町の、バザールに行ってみる。そこには、歩荷さんたちが担いで来た日用品や食料がたくさん並んでいた。こうやって栄えてきたのかしらと、ちょっと歴史を感じる素敵町ナムチェバザールに、僕らは2泊する。この先の4000mへ向けての高度順応のためだ。なんだかちょっと、住んでみたくもなる。

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"Monjo → Namche Bazar"

旅する映像 690日目 エベレストトレッキング 2日目



今日からいよいよトレッキングの始まり。行き帰り合わせて全部で15日間、ひたすら歩くヒマラヤ旅のパートナーは、ガイド兼ポーターの"カルマ"と、ポーターの"ニマ"。二人ともこのクンブ地方の少数民族シェルパで「オレは山のことしか知らない」と言い切る、心強い山の男たち。ルクラの街でガイドを探すのはドラクエのようで面白かった。紹介所みたいなものは特になく、宿の主人に紹介してもらうか、もしくは道端で声をかける(かけられる)。長期間一緒に旅するので、人選はとても大切。重要なステータスは「たいりょく」「やさしさ」「はくしきさ」そして、「まじめさ」。朝から酒臭いガイドなんてのもいるので注意が必要だ。幾人かのガイドさんとすれ違い出会えた、優しくて真面目そうなカルマ、その甥っ子の純朴な18歳ニマ、そしてヨメと僕。4人のナイスなパーティーは、ルクラを出発した。初日の歩きは肩慣らし。高度は変わらず、谷間の村を転々と歩く6時間。ゾッキョとすれ違い、マニ車を回しながらモンジョの村を目指す。

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"Lukla → Monjo"

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