旅する映像 655日目 ザンバランを求めて



実は、今回の旅でイタリアに来る予定は無かった。ドイツの次は、物価の安い東ヨーロッパへ向かうはずだった。では、なぜベルリンからヨーロッパを縦断してアドリア海までやってきたのか。それは、わたくしの靴を買うためなのだった。イタリアの登山靴メーカー、ザンバラン。アルプスの麓で3代にわたって家族経営で靴を作り続けている、シブイ老舗。会社はシブイけれど、靴は非常に可愛いのだ。ずっと憧れだった革の登山靴が是非とも欲しくて、色々探してたどり着いたナイス靴なのだが、欲しかった靴は日本に輸入されていなかった。住所不定の僕にはネット販売での購入が難しく、各国の登山洋品店で目を光らせ続けたのだが、これまで出会えることはなかった。そしてベルリンの登山品店で見つからなかった時、僕は思った。これは、直営店に行くしかないかもしれない。しかし、直営店はイタリアのド田舎に唯一あるのみ。そこで一番近い観光地であるヴェネチアまで移動し、そこからレンタカーでアルプスの麓までやってきたのだった。結果、工場併設の直営店は品揃え超豊富、値段は世界中のどこよりも安く(日本の半額以下)、やっぱり何でも現地調達が一番なのだと、心底思ったイタリアの夜。

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"Venezia → Zamberan"

旅する映像 654日目 ヴェネチアのピザ



世界一の料理は、イタリア料理だと僕らは考える。アフリカのどんなに田舎の商店でも、随分文化の違うイスラム圏でも、山の上でも海の上でもスパゲティを見かけないところは無い。ピザも同じ。味はともかく「Pizza」の看板を見かけない国は無い。マラウィで迎えたヨメの誕生日は、かなり大味のピザで祝った。選択肢の少ないアフリカでは、イタリア料理はご馳走だった。そして、ヴェネチア。滞在中、毎日のように通ったピザ屋さん「PIZZA AL VOLO」は、安くて超でかくて、さすが本場といった美味しさ。サンタマルゲリータ広場にあるので、お近くにお泊りの際は是非ともに。

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"PIZZA AL VOLO"

旅する映像 653日目 ヴェネチア街歩き



さすがのヴェネチア。想像を超えて素敵だったヴェネチア。ここはちょっと異世界だと思う。まず、車が走らない。運河が張り巡らされた島だから当然なのだけれど、でもだからこそ、古い建物と細い路地の中、僕らは中世にいるのかしらと錯覚させる。そして運河に面して水面ギリギリの家々とその扉に、ゴンドラで行き来していたころを思い浮かべて中世気分がさらにあがる。しかもアドリア海の水は透き通って綺麗で、薄く濁った不思議な色をしている。さらにここはベルリンよりも10℃ほど暖かく、日の入りも30分遅くて、もうなんていうかテンションあがりすぎる。ヴェネチア!

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"Venezia"

旅する映像 652日目 ベルリンからヴェネチアへ



ベルリンからヴェネチアまで、約1000kmのバス移動。ヨーロッパを縦に突っ切る。ミュンヘンでバスを乗り継ぎ、アルプス山脈の隙間を抜けオーストリアを素通りして、アドリア海まで。よく整備されたドイツの農業地、いくつも見かける古城、雪に包まれたアルプスの山。道中の景色が素敵すぎて、おちおち寝てもいられない。ちょっと建物が荒っぽくなったかしらと思うと、いつの間にかイタリアへ入り港が見えてくる。橋を抜けてヴェネチアの島に降り立つと、ベルリンよりも格段に暖かい風が吹いていて、否が応でもテンションあがる。

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"Berlin → Venezia"

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