旅 762日目 イスタンブールの雑貨天国



15世紀に作られた中東最大級の屋内市場、グランドバザール。市場と言っても今は完全な観光地になっていて、ランプに絨毯にジュエリー、アンティーク店やキラキラした土産物の店がどこまでも続く。店の数は4000以上もあるそうで、ヨメ(方向音痴)は「同じ店にもう一回戻るのハードル高すぎる」と迷いながらも買い漁る。完全に僕の主観だけど、トルコの民芸品は可愛いくてちょっとシブい気がする。キラキラしているようで、決して華やかさメーターを振り切らない。中東という土地柄なのか、ヨーロッパとアジア両方の文化が混ざって出来上がったデザインなのか、どちらにせよ、緻密に作られているがやっぱりシブい。鈴木目線の各地のお土産の印象としては、西欧の物はやっぱり華やかで可愛く、東欧は無骨でシンプル(結構好き)。サハラ以南のブラックアフリカはカラフルだが見事な大味で、北アフリカのモロッコは独特の可愛さがあり、そしてエジプトはラクダとツタンカーメン。

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"Grand Bazaar"

旅 761日目 イスタンブールの秘密の場所



見所いっぱいのイスタンブールを毎日歩きまわる。この街は面白い。ふらふらと歩いていると、不思議な場所に出くわす。僕らはちょっとした機材を買いに電気街へ向かったあと、エジプシャンバザールというキラキラした市場を抜けて道に迷い、適当に商店街の小道を上ってみた。古そうなモスクを通り抜けた行き止まりに、ボロボロの建物の上に登れる階段がある。上って良いものか迷っていると、モスク帰りのおじさんが上がれと促してくれる。上った途端、目の前が一気に開けた。イスタンブールが一望でき、向かいの新市街が目の前。巨大なモスクがいくつも見え、ちょうどアザーンがなっていた。この廃墟の屋上のような場所は、クッションを置いて小さなカフェになっているらしい。屋根はない。看板もないけれど、絶景がある。チャイとコーヒーが飲み放題のその青空カフェは、これまでイスタンブールを歩きまくった中で1番の場所だった。この廃墟のオーナーだという人が、その場所をしきりに説明してくれる。その屋上にある四角い建物はメッカにある黒い立方体「カアバ」と同じ大きさだとか、建物の一帯は市場で昼間すごい人だが夜は人が一人もいなくなる、なぜだかわかるか?とか。正直よく分からなかったけれど、夕日をみて建物から降りたあと、降りた周りの市場には本当に誰一人いなくなっていて、僕らは何だかよく分からずに、迷いながら宿へと帰った。

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"Roof of Istanbul"

旅 760日目 トラムの下の地下貯水池



ローマ帝国時代から1600年もの間、都であり続けたイスタンブール。歴史が深くてホント困る。ネット上にたくさんあるトルコの歴史をなんども読み返しながら街を歩くのだけれど、情報が全然追いつかない。旧市街のそこら中に古そうな城壁やモスク、古い家に古い市場があるのだが、それらが一体何なのか分からないし、その数が多すぎる。なんか慣れてしまって最早素通りの勢いだ。ただただ、はるか昔の街の様子を想像しては感心し、途方にくれてカフェで休憩する毎日。遺跡好きのヨメも「見所が多すぎて困る」と嘆くほどに、トルコの史跡は途方もなく多い。さて、この通称「地下宮殿」は4~6世紀のローマ時代に作られたローマ時代の地下貯水池。すぐ上にはトラムが走り、オスマン帝国の宮殿や巨大なモスクがならんで、観光客が闊歩する。そんな場所の地下にこんなに大きくて古い水瓶があることに驚愕する。日本が弥生時代ぐらいの時から、街の人たちの水瓶になっていた場所だそうで、感心を通り越して疑いたくなってくる。そこへ水を運んだ水道橋もバッチリ残っていて、なぜこんなに古いものが未だ立派に建ってられるんだと不思議に思いつつ、その立派さにまた感心し、すぐ近くのカフェでチャイをすする。

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"Istanbul"

旅 759日目 母に勧めるイスタンブール



トルコという国の漠然としたイメージは今まであったけれど、やっぱ実際に来て、歩いてみないとわからないものだなと感じたイスタンブール滞在初日。EUへの加盟交渉を続けているこの国の都会っぷりは、ほぼヨーロッパ。そこにイスラムのテイストとアジアのワイワイした感じが入って、他には無い雰囲気を持っている、面白い街。英語が通じなくとも何とかなってしまうほど人々は本当に親切で、ワイワイしているけど落ち着いているように思う。しつこい客引きもいなければ、壮絶な値段交渉もいらない。旅する上でその国の一つの指針になると僕らが思っている「観光客のタクシーの運賃」は、メーターでキッチリ決められ非常に安心して利用できる。トルコリラの暴落もあってか、物価も安めに感じるし、治安の不安も今のところ感じない。人口も8000万人を超え、もし加盟したらEUで一番人口の多い国になるトルコ、この先かなり発展していくんじゃ無いかと思う。街を歩いていて目の当たりにする観光客の多さが物語るように、とても旅を楽しめる国だと思う。間違いなくウチのお母ちゃんは楽しめる。釣りもできるよ。

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"Istanbul"

旅する映像 758日目 向かう先はトルコ!



トルコ!今まで上空を何度も通り過ぎたであろう国、トルコ!実はずっと来てみたかった国、トルコ!過去、行こうと思ったら現金が底をついたりチケットを取る寸前にテロがあったりと、何だかご縁がなかったのだけれど、ようやく向かえる時が来た。嬉しい。アジアとヨーロッパ両方にまたがるこの国、かつては3大陸(アジアヨーロッパアフリカ)に続いていたこの国、その歴史と文化の混じり具合は、きっとこの場所にしか無いものがあると思う。カトマンズからオマーンの首都マスカットで乗り換え、イスタンブールへ。ヒンドゥー教とチベット仏教の混ざった国から、敬虔なイスラム教国を経て、ちょっと緩めのイスラム教国へ。この移り変わりもちょっと面白い。国から国へと渡る瞬間の変化を感じることも、旅の醍醐味の一つだと思う。まずはイスタンブールのヨーロッパ側、歴史深い旧市街へ。ホント色々見て周りたい。

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"Kathmandu → Istanbul"

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