旅する映像 692日目 エベレストトレッキング 4日目



今日は、はじめてのエベレスト。そして高度順応日。ここナムチェバザールの街で高所に体を慣らす。とはいえホテルにいても電気(2週間の停電中)もやることもないので、隣村クムジュンへ散歩。これが楽しかった。ナムチェの街を出たら、今までの風景が一変した。目の前にはヒマラヤの大パノラマ。そして雪の山脈の向こう、遠くに小さく、はじめて見えたエベレスト。やっぱり結構感動で、あの山の麓まで行くのかと考えたらちょっとワクワクしてくる。そして風景とともに変わったのが、荷運びの動物たち。今まですれ違うのは水牛とヤクの合いの子ゾッキョだったが、この辺りからヤクになった。このヤクが大変凶暴な奴らで、見た目はモコモコで可愛いのにちょっと近づくとすぐ威嚇してくる。でもなんだかさらにヒマラヤらしくなってきて、テンションはかなり上がってきた。

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"Namche Bazar"

旅する映像 691日目 エベレストトレッキング 3日目



ヒマラヤ山歩き、二日目。今日は、標高3440mのナムチェバザールへと向かう。僕はなぜかこの「ナムチェバザール」という名前の響きがとっても好きで、町に行くのが楽しみだった。山の民シェルパの町、ってのもなんかソソられる。モンジョの村を出発し、凍った吊り橋を渡って100キロ背負う歩荷さんに驚愕しながら、登ること4時間。6187mのコンデ山が目の前に見えたころ、ナムチェバザールの町は突然現れた。これはカッコいい。町は意外なほど大きくて、建物が高低差300mの山壁に半円を描くように、段々に並んでいる。独特な雰囲気がして、ちょっとオシャレな町にも思える。そんな町が山の中で突然現れるという出現の仕方も、ニクい。到着早々、僕らはチベットとの交易で栄えたというこの町の、バザールに行ってみる。そこには、歩荷さんたちが担いで来た日用品や食料がたくさん並んでいた。こうやって栄えてきたのかしらと、ちょっと歴史を感じる素敵町ナムチェバザールに、僕らは2泊する。この先の4000mへ向けての高度順応のためだ。なんだかちょっと、住んでみたくもなる。

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"Monjo → Namche Bazar"

旅する映像 690日目 エベレストトレッキング 2日目



今日からいよいよトレッキングの始まり。行き帰り合わせて全部で15日間、ひたすら歩くヒマラヤ旅のパートナーは、ガイド兼ポーターの"カルマ"と、ポーターの"ニマ"。二人ともこのクンブ地方の少数民族シェルパで「オレは山のことしか知らない」と言い切る、心強い山の男たち。ルクラの街でガイドを探すのはドラクエのようで面白かった。紹介所みたいなものは特になく、宿の主人に紹介してもらうか、もしくは道端で声をかける(かけられる)。長期間一緒に旅するので、人選はとても大切。重要なステータスは「たいりょく」「やさしさ」「はくしきさ」そして、「まじめさ」。朝から酒臭いガイドなんてのもいるので注意が必要だ。幾人かのガイドさんとすれ違い出会えた、優しくて真面目そうなカルマ、その甥っ子の純朴な18歳ニマ、そしてヨメと僕。4人のナイスなパーティーは、ルクラを出発した。初日の歩きは肩慣らし。高度は変わらず、谷間の村を転々と歩く6時間。ゾッキョとすれ違い、マニ車を回しながらモンジョの村を目指す。

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"Lukla → Monjo"

旅する映像 689日目 エベレストトレッキング 1日目



2017年最初の旅は、山登りから。標高5300mのエベレストベースキャンプまで、シェルパの村を転々としながらヒマラヤを歩く15日間。楽しそうで、間違いなくハードそうな15日間。まずは小さな飛行機で、首都カトマンズから標高2800mのルクラへ向かう。実はこれが、最初の難関。ルクラの空港は気流の悪い山あいにある上に、不安になるほど滑走路が短い。そして両端は崖と山。加えて、過去に何度か飛行機が落ちている。飛行機嫌いのヨメは乗る前から無言。離陸してからは、ずっと涙目だった。それでも機内からの景色は絶景で、初日の出も見ることができ、結構楽しいヒマラヤフライトだった。思いがけずすんなりと着陸してくれた飛行機から降りたルクラは、雪山に囲まれた雰囲気のある街だった。カトマンズからの荷物を担いだ人々が、山に向かって歩いている。僕らはここで一泊し、まずはシェルパのガイドとポーターさんを探す。

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"Kathmandu → Lukla"

旅する映像 688日目 大晦日のカトマンズ



西暦の大晦日は、ネパールでは普通の日。この国の公式の暦はヴィクラム暦というもので、元旦は西暦でいう4月13日。さらに他民族国家なので各民族ごとの暦もあったりして、ネパールにはしょっちゅう新年が来る。とはいえ、大晦日のカトマンズは若者たちで大賑わいだった。特に何があるわけでもなく、ただ練り歩いて、たまに奇声をあげる。なぜかすれ違う人とハイタッチして歩く。若者には西暦も浸透しているのかと思いきや、新年になった瞬間は特に何をするわけでもなく、西暦の新年は、ただ皆んなで騒げる日として存在しているようだった。

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"Kathmandu"

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