旅する映像 691日目 エベレストトレッキング 3日目



ヒマラヤ山歩き、二日目。今日は、標高3440mのナムチェバザールへと向かう。僕はなぜかこの「ナムチェバザール」という名前の響きがとっても好きで、町に行くのが楽しみだった。山の民シェルパの町、ってのもなんかソソられる。モンジョの村を出発し、凍った吊り橋を渡って100キロ背負う歩荷さんに驚愕しながら、登ること4時間。6187mのコンデ山が目の前に見えたころ、ナムチェバザールの町は突然現れた。これはカッコいい。町は意外なほど大きくて、建物が高低差300mの山壁に半円を描くように、段々に並んでいる。独特な雰囲気がして、ちょっとオシャレな町にも思える。そんな町が山の中で突然現れるという出現の仕方も、ニクい。到着早々、僕らはチベットとの交易で栄えたというこの町の、バザールに行ってみる。そこには、歩荷さんたちが担いで来た日用品や食料がたくさん並んでいた。こうやって栄えてきたのかしらと、ちょっと歴史を感じる素敵町ナムチェバザールに、僕らは2泊する。この先の4000mへ向けての高度順応のためだ。なんだかちょっと、住んでみたくもなる。

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"Monjo → Namche Bazar"

旅する映像 690日目 エベレストトレッキング 2日目



今日からいよいよトレッキングの始まり。行き帰り合わせて全部で15日間、ひたすら歩くヒマラヤ旅のパートナーは、ガイド兼ポーターの"カルマ"と、ポーターの"ニマ"。二人ともこのクンブ地方の少数民族シェルパで「オレは山のことしか知らない」と言い切る、心強い山の男たち。ルクラの街でガイドを探すのはドラクエのようで面白かった。紹介所みたいなものは特になく、宿の主人に紹介してもらうか、もしくは道端で声をかける(かけられる)。長期間一緒に旅するので、人選はとても大切。重要なステータスは「たいりょく」「やさしさ」「はくしきさ」そして、「まじめさ」。朝から酒臭いガイドなんてのもいるので注意が必要だ。幾人かのガイドさんとすれ違い出会えた、優しくて真面目そうなカルマ、その甥っ子の純朴な18歳ニマ、そしてヨメと僕。4人のナイスなパーティーは、ルクラを出発した。初日の歩きは肩慣らし。高度は変わらず、谷間の村を転々と歩く6時間。ゾッキョとすれ違い、マニ車を回しながらモンジョの村を目指す。

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"Lukla → Monjo"

旅する映像 689日目 エベレストトレッキング 1日目



2017年最初の旅は、山登りから。標高5300mのエベレストベースキャンプまで、シェルパの村を転々としながらヒマラヤを歩く15日間。楽しそうで、間違いなくハードそうな15日間。まずは小さな飛行機で、首都カトマンズから標高2800mのルクラへ向かう。実はこれが、最初の難関。ルクラの空港は気流の悪い山あいにある上に、不安になるほど滑走路が短い。そして両端は崖と山。加えて、過去に何度か飛行機が落ちている。飛行機嫌いのヨメは乗る前から無言。離陸してからは、ずっと涙目だった。それでも機内からの景色は絶景で、初日の出も見ることができ、結構楽しいヒマラヤフライトだった。思いがけずすんなりと着陸してくれた飛行機から降りたルクラは、雪山に囲まれた雰囲気のある街だった。カトマンズからの荷物を担いだ人々が、山に向かって歩いている。僕らはここで一泊し、まずはシェルパのガイドとポーターさんを探す。

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"Kathmandu → Lukla"

旅する映像 688日目 大晦日のカトマンズ



西暦の大晦日は、ネパールでは普通の日。この国の公式の暦はヴィクラム暦というもので、元旦は西暦でいう4月13日。さらに他民族国家なので各民族ごとの暦もあったりして、ネパールにはしょっちゅう新年が来る。とはいえ、大晦日のカトマンズは若者たちで大賑わいだった。特に何があるわけでもなく、ただ練り歩いて、たまに奇声をあげる。なぜかすれ違う人とハイタッチして歩く。若者には西暦も浸透しているのかと思いきや、新年になった瞬間は特に何をするわけでもなく、西暦の新年は、ただ皆んなで騒げる日として存在しているようだった。

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"Kathmandu"

旅する映像 687日目 カトマンズを歩く



人混みと砂煙の街、カトマンズの街歩き。100万人ほどのネパールの小さな首都は、なんだか少し懐かしい感じがする。古い街並みに、たくさんある仏塔やマニ車。屋台ご飯にクラクション。やっぱりアジアは落ち着く。中南米、アフリカ、ヨーロッパ、どこも旅していていつも "その土地にお邪魔している" 気分になってしまうものだが、なぜかアジアでは、それがない。多民族国家のネパールにはチベット系の人も多く、日本人と同じ顔をした人が多いからなのか。それとも僕が、何度もネパールの人に、現地人だと間違えられるからなのだろうか。ともあれ、街歩きついでにトレッキングのパーミッションを取得。これで僕たちは、エベレストへ行ける(手前までね)。

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"Kathmandu"

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